重ね合わせの原理 — 複数の電荷が相互に及ぼす力

F1|\vec{F}_1|
0 N
F2|\vec{F}_2|
0 N
F3|\vec{F}_3|
0 N

電荷ドットをドラッグして自由に動かせます

μC
μC
μC

パラメータを動かしてみよう

1 電荷をドラッグして動かす

キャンバス上の3つの電荷ドットを自由にドラッグして、配置を変えてみてください。

  • 各電荷に働く力(矢印)の大きさと向きがリアルタイムで変わる
  • 同符号の電荷とは反発(矢印が遠ざかる向き)、異符号とは引き合う(近づく向き)
  • 距離が近いほど矢印が長く(力が強く)なる

2 電荷量を変える

q1q_1, q2q_2, q3q_3 のスライダーで電荷量を変えてみてください(符号もマイナスにできます)。

  • 電荷量を大きくすると、その電荷との間に働く力もすべて強くなる
  • 符号を反転させると、その電荷との力の向きが反転する(他の2つには影響しない)
  • 0 にすると、その電荷の影響だけが消える(他2つは2点間のクーロン力に戻る)

3 重ね合わせの原理

ある電荷 ii にかかる力は、他のすべての電荷から受ける力をベクトル的に足し合わせたもの:
Fi=jiFij=jikqiqjrij2r^ij\displaystyle \vec{F}_i = \sum_{j \neq i} \vec{F}_{ij} = \sum_{j \neq i} k\,\frac{q_i q_j}{r_{ij}^2}\,\hat{r}_{ij}
それぞれの Fij\vec{F}_{ij}2点間のクーロンの法則そのもの。電荷が3つ以上あっても、ペアごとに分解して足すだけで全体の力が決まります。

比例定数 k8.99×109 Nm2/C2k \approx 8.99 \times 10^{9}\ \mathrm{N\cdot m^2/C^2} (真空中)。この原理が成り立つので、何個電荷があっても各ペアの寄与を順に足せば全部の力が分かる、というのが静電気の計算が扱える理由です。